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ふとんのできるまで Part3

Masayuki Asahi

今回の打ち直しの依頼の方は若い男の方です。

話を聞いていると私の息子と同じ歳でした。


お母様がお嫁に来る時に持ってきていた綿のふとんを、長い間ご愛用していました。

もう側も汚れて破れてしまっているので、打ち直しをして下さいとのことでした。


見せて頂くと綿の表面は汚れていましたが、中の方は綺麗な綿でした。


私のふとんもそうですが、男性は脂分が多いのか汚れは女性よりきついです。

そこで通常のふとんは無地の裏地で額を付けますが、今回は襟元の汚れも目立たないように表面は全面柄のサテン地で仕立てるようにご提案させて頂きました。


通常の掛ふとんの仕立です。


次に柄を選んで頂きました。

普通のサテン地と、生地の柔らかいコーマサテン地から選んで頂きました。


。。。続く





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